花の命は短いというが、スポーツ選手の命はこれまた短い

フィギュアスケートの選手である20才の村上佳菜子が現役続行の意思を示したという。
20才といえば人生がスタートしたばかりである。


それなのに、浅田真央といい村上佳菜子といい、20代前半にして現役を続けるか否かを悩まなくてはいけないようだ。


精神的に大きなプレッシャーを感じるのだろうか？


それともオリンピックに出場するくらいだから、私たちには想像を絶する身体的負荷がかかるのだろうか？
いずれにしても凡人には理解しがたい世界がそこにはあるのだろう。


けれども実に可哀想である。


物心ついたあたりからスケート一筋で頑張りながら、もう20代には引退しなければならないとは。


一部のスター選手はその後テレビタレントや解説者に転身して成功を収めている人もいるけれど、大多数の選手はどのようにして生活をしているのだろう。


華やかなスポーツの世界の影には、それぞれの選手が深い悩みを抱えているのかもしれない。